結婚式の服装

結婚式の服

結婚式の招待状を受け取ると、おめでたい気持ちとともに、「何を着て出席しようか」と悩みますよね。ここでは、大まかに結婚式に出席するときの装についてお話してみたいと思います。

まず、新郎新婦とどのような関係にあるのかによって、その場にふさわしい装が違ってきます。媒酌人であれば、それ相応の装で出席することになります。新郎新婦の血縁関係にあるのか、仕事上の上司、部下であるのか、友人なのか、また、女性の和装の場合には既婚か未婚かで装いが変わってくるでしょう。

結婚式の行われる会場も、ホテルや結婚式専用会場から、大きな邸宅を借り切ってのゲストハウスウエディングやガーデンパーティー、有名なシェフのいるレストランとさまざま。装のマナーは、結婚式の会場や、会の雰囲気、さらに結婚式の開かれる時間帯によっても変わってきます。その場に合った装でお祝いの気持ちを表したいものですね。

忘れてはいけないことは、新郎新婦が主役であるということ。純白は花嫁さんの色なので着ないようにする、主役や親族の方々が正装なら一般の招待客は準礼で、というように主役を引き立てる装で出席しましょう。

よく、招待状に「平で」と書いてあったから、普段着で出席していいですよね?と聞くことがありますが、平とは普段着のことではありません。正装する必要はありませんよ、セミフォーマルくらいの装でどうぞ、ということですのでお間違えなく。

また、地方によってはしきたりなどの厳しいところもあるでしょう。のちのち、新郎や新婦が恥ずかしい思いをしなくてもすむように、しきたりに詳しい年配の方に相談してみてもいいでしょう。

結婚式の服装

結婚式の服装(髪形)

結婚披露宴に招かれたら、服装も気になりますが、髪形にも気を配りましょう。ロングヘアの人は、アップスタイルにして髪飾りをつけると華やかさがでます。アップスタイルは首周りもスッキリとスタイルよく見せてくれる効果もあります。自分では出来ない、と思われがちですが、簡単に一人で出来る、華やかなアップの方法があります。

まず、一つ目。全体を5つのブロックに分けてそれぞれをゴムで結びます。一つ一つをねじりながらまるめて、おしゃれなピンで留めていくだけ。毛先がすこし遊ぶくらいが丁度いい感じです。

夜会巻きもいかがでしょうか?耳の線から両サイドと真ん中を上下に4つのブロックに髪をわけ、まず真ん中下の髪をねじり上げてピンで留めます。両サイドも耳の後ろでねじりピンで留め、残しておいた真ん中上の髪をアイロンで巻いて逆毛を立て、ピンで留めていきます。ワックスをもみこんで、スプレーで固めます。

他にも、ピンやアイロン、スプレー、ワックスを効果的に使って、逆毛もたててふんわりとさせたアップスタイルや、ハーフアップ、サイドアップなどが自分でも簡単にできる、披露宴向きの髪形です。全体を3つに分けて編みこんだ後で半分ずつ引っ張りだしてふんわりさせるのもいいでしょう。

ショートヘアでも、夜会巻き風に後ろ下半分をねじりあげてピンでとめ、上半分に逆毛を立ててかぶせ、ふんわりとさせると華やかになります。ショートボブなら全体にカラーで巻いてみる、サイドやトップを何箇所かねじり小さなパールやビーズの飾りをあしらうのもいいでしょう。毛先にだけラメをつけるのも華やかですが、ラメの量を多くしすぎると品がなくなるので気をつけましょう。

いずれの場合にも、移動や時間の経過で崩れてくることのないように、しっかり固めておくといいでしょう。自分ではどうしても、という人で、当日時間があれば美容院にお任せしましょう。「披露宴に出席するので」と伝えれば、ふさわしい髪形に整えてくれます。出席する服装で美容院に行くと、服のイメージにあわせてくれるでしょう。

結婚式の服装

結婚式の服装 (秋・冬)


秋に結婚披露宴に出席する場合には、秋らしくシャンパンゴールドやベージュのドレスはどうでしょうか?秋というと落ちついたイメージ、クラシカルな服装が似合う季節ですね。過ごしやすい季節なので、会場と屋外の気温差も考えなくて構わないでしょう。

そろそろ寒くなってきたからと言って、ブーツで披露宴に出席するのはいけません。ブーツはカジュアルなもの、いくらデザイン的におしゃれで華やかなものであってもやめておきましょう。

また、殺生を連想させる毛皮や革製品も、本来ならば披露宴などのおめでたい席にはタブーとされています。豹柄などの動物柄も同じ理由で向いていません。ショップによっては「全然構いませんよ」といわれてしまうこともあるとか。年配の店員の方に聞いたり、色々自分でも調べてみて、喜びの席にふさわしい装いで出かけましょう。

冬の結婚披露宴では、服装を決める場合、防寒対策をきちんとしましょう。披露宴会場は、暖房も効いていて暖かいでしょうが、移動の際や、チャペルウエディングで新郎新婦を待っている間など、案外屋外で過ごす時間があるものです。ベロアやベルベット、ウールなど暖かい素材のスーツやドレスを選ぶほか、ボレロやストールをカシミヤやウールのものにするだけでも、かなり暖かくなります。首周りや肩が冷えると、身体全体が寒く感じるので、はおりものを賢く使いましょう。おしゃれも大切ですが、風邪をひいてしまってはせっかくの披露宴の思い出が台無しになってしまいますよ。




結婚式の服装

結婚式の服装(夏)

に結婚披露宴にお呼ばれした時には、どんな服装がいいでしょうか?移動中はとても暑いでしょうが、会場はきちんと室温管理もされ、快適な温度になっているでしょう。冷房がききすぎて、寒いときもあります。はおりものはお忘れなく。ショールやボレロを用意しましょう。ショールの素材としては、シフォンやサテン、チュールなどが涼しげで素敵です。

の強い日差しの中、涼しく装いたい場合には、水色や青などの冷たさを感じさせてくれる寒色を多く取り入れてみましょう。ただし、寒色ばかりで服、アクセサリー、ははおりものなど全身の色を統一させてしまうと平凡で寂しい雰囲気になってしまいます。さし色として、分量は少しだけにして、赤、オレンジ、黄色などのぬくもりを感じさせる暖色や、寒色でも暖色でもない黄緑や緑、青紫のような中間色を取り入れてみましょう。

暑いから、とオープントウのパンプスや歩くとぺたぺた音がするミュール、サンダルは本来披露宴むきではありません。いくらデザインが華やかなものであっても、しきたりを重んじる年配の方が多い場合や、格式のあるホテルなどでは特に、つま先もかかとも隠れるパンプスを履きましょう。ヒールも3センチ以上あるものを。さらに、なま足や網タイツもいけません。気をつけましょうね。友人主体の人前式などで、カジュアルな雰囲気のパーティーであれば、これらも構わないかもしれません。靴などの小物も含めて、時間や場にあった服装を心掛けましょう。



結婚式の服装

結婚式の服装(春)

結婚式に招かれた場合、服装は、らしいパステルカラーのワンピースやスーツを選ぶといいですね。一年で一番華やかな季節を彩る、淡いピンクやグリーン、ブルーのドレスや、ボレロつきのワンピース、柔らかくゆれるシフォンのワンピースも素敵です。

アクセサリーに花の形をしたものを取り入れてみるのもらしくていいのではないでしょうか?細いワイヤーにビーズフラワーやクリスタルガラスをあしらった花畑のようなネックレスやチョーカーは、ならではの装いにぴったりです。

肌寒さの残る季節なので、キャミソール型のドレスを選んだ場合、はおりものを用意しましょう。ストールやボレロ、フリルいっぱいのカーディガンなどが華やかでおすすめです。披露宴では肌をあまりみせないようにするのがマナー。また、昼間の披露宴では、きらきらした素材のものは控えたほうがいいでしょう。そのまま二次会に出席するなら、はおりものを変えるだけでも雰囲気がかわりますよ。

かつてはお祝い事にはタブーとされた黒も、現在では、披露宴の服装としてよく見かけるようになりました。柔らかな素材の服装でアクセサリーを華やかなものにすればおめでたい席でも大丈夫。黒一色にならないように、ストッキングは黒っぽいものはやめましょう。また、黒の服装に白を合わせると、お悔やみの装いになってしまうので、ピンクやブルーのような明るい色を組み合わせましょう。ストールやコサージュ、バッグ、靴などの小物を色で統一させて、髪形も華やかなものにしてみましょう。



結婚式の服装

結婚式二次会 男性の服装

結婚式二次会に招かれた男性の服装も、披露宴からそのままの服装で出席する人が大部分だと思われるため、フォーマルなスーツが無難でしょう。礼服のブラックスーツかダークスーツに白いシャツ、ネクタイは白かシルバーグレーが一般的です。

結婚式二次会の会場や出席する方の年代、職業などによっては、もっとくだけた雰囲気になるかもしれません。スーツも礼服ではないダークスーツ、シャツの色も薄いピンクや水色、ストライプといった柄物もいいでしょう。ネクタイも明るい色にして、ポケットチーフも飾ってみてはいかがでしょうか。

結婚式二次会からの出席ならば、お祝いの気持ちも込めていつもよりおしゃれな私服というのもいいでしょう。職場の同僚や仕事仲間、遊び友達といった色々な人が集まって楽しく過ごすのが二次会なので、フォーマルな服装の人とカジュアルな服装の人が混ざっていても大丈夫という考え方もあります。

ただし、招待状に平服でと書かれていたので、普段着のシャツとジーンズで出席したら浮いてしまった・・という話はよく聞きます。おめでとうの気持ちを込めて、おしゃれに装ってみましょう。一緒に出席する仲間に、どんな服装で出るのかたずねてみてもいいでしょう。

友人の二次会を大いに盛り上げるために、と着ぐるみを着て、という人もいるかもしれませんね。おさるにうさぎ、ねこ、パンダ、ゴリラなどの動物のほかにもバニーガールや流行のお笑い芸人の衣装など、二次会を盛り上げる衣装がたくさんあります。インターネットで探してみても面白いですよ。新郎新婦には、「こういう着ぐるみで二次会に出ようと思っているんだけど・・」と一言声をかけておくといいいでしょう。そのままの格好で帰ることにならないように、着替えは忘れずに。



結婚式の服装

結婚式二次会 女性の服装

結婚式二次会に招待された場合、披露宴会場からそのまま出席する場合には、あえて着替える必要はないでしょう。引き出物など荷物がある上に着替えまで持参となると大変です。着物で披露宴に出席した場合には、二次会で汚してしまったら大変ですし、着慣れていない人は長時間になって苦しくなるでしょうから、着替えることを考えておいたほうがいいでしょう。

披露宴のままの服装であれば、アクセサリーだけ付け替えたり、ショールやストールをカーディガンに着替えたりしてもいいでしょう。披露宴ではタブーとされる光る素材のアクセサリーや、殺生を連想させる革製品も、二次会なら大丈夫。フォーマルなイメージの強い披露宴の服装にくらべて、二次会では職場関係や会社の仲間、遊び仲間が多く出席して披露宴とは違った雰囲気の服装の人が増えるでしょう。

披露宴には出席せずに、二次会から出席する場合でも、お祝いの気持ちを表してカジュアルになり過ぎることのないように心掛けましょう。男性はダークスーツで出席する人が多いと考えられるので、場を明るくするためにも華やかなワンピースやスーツが無難だといえます。二次会の開かれる会場の雰囲気を事前にホームページなどで調べておくと、服装を決める際に参考になるかもしれません。また、同じ様に二次会から出席する友人と服装について相談しておくのもよいでしょう。

お祝いの気持ち一杯に華やいだ雰囲気が出るよう、普段よりも少しあらたまった服装、質のよいトップスに柔らかな素材のスカートなどでもいいでしょう。さらに、通信販売のカタログやホームページにも「二次会にぴったり!」と書かれたパーティードレスのコーナーが多く見られます。一度覗いてみてください。ワンピースだけでなく、一緒にバッグや靴、コサージュやネックレス、ストールやボレロと満載です。ここでそろえてしまうもよし、これらを大いにコーディネートの参考にして、手持ちのワンピースやスーツにアクセサリーなどで工夫をするもよし。披露宴ほどフォーマルになる必要もないので、純白の服は着ない、花嫁さんより目立たない、という基本を押さえておけば大丈夫です。




結婚式の服装

結婚式の服装(男性)

結婚式、披露宴に招かれた男性の服装も、披露宴の形式や、催される時間帯によって変わってくると思われます。一番大切なことは、全体の雰囲気と調和することでしょう。特にお年を召した方々は、式典での形式をより重視しますし、招待客の服装によって招いてくれた新郎新婦が恥ずかしい思いをすることは避けたいですね。

格調の高い披露宴から一般の披露宴まで、常識的なのがブラックスーツか濃紺などのダークスーツです。上着はシングルでもダブルでもお好きなほうで。白いシャツに、慶事用の白かシルバーグレーのネクタイを締めましょう。靴とかばんの色も黒で、かばんは行きにご祝儀を入れるのに必要かもしれませんが、内ポケットに入ればあえて持っていく必要はないでしょう。

披露宴で司会などを頼まれたときには、ちょっと変わったところで蝶ネクタイはいかがでしょうか?友人から披露宴の司会を頼まれて、紳士服売り場で「披露宴の司会をするのですが・・」と店員の方に相談し、「それなら蝶ネクタイはいかがでしょうか?」とすすめられ、赤い蝶ネクタイで司会をがんばった友人がいます。蝶ネクタイなら銀色なども素敵ですよね。司会の他にも、受付、配車や誘導などの係を頼まれることもあるかもしれません。このような係は、両家の顔として来賓や招待客の方々と接することになります。係を頼まれたら服装は特に清潔に、奇抜にならないように気をつけましょう。

招待状に平服で、とあったときにはダークスーツで出席しましょう。シャツもおしゃれなデザインのものや、カラーシャツで、ネクタイも華やかで派手なもので構いません。シャツの上のボタンをあけて、きれいな色のネッカチーフを巻く、ということも出来ます。くれぐれもビジネススーツのイメージにはならないようにしましょうね。靴も案外目につくものなので、よく磨いておきましょう。


結婚式の服装

結婚式の服(女性)

一般的な結婚式、格調の高い披露宴に招かれた女性の服装は、洋装ならば、昼は清楚なドレッシーなワンピースやスーツです。肌をあまり見せないように、派手過ぎにならないように気をつけましょう。昼間の披露宴では、光る素材の服やアクセサリーは控え目に、また普段着のイメージの強いニットや綿のものも控えたほうが良いでしょう。

夜の披露宴なら華やかなカクテルドレスで。華やかに胸元や肩をだして、光る素材やロング丈のセミイブニングドレスに、照明に輝くアクセサリーでドレスアップしましょう。花嫁より目立ちすぎることのない範囲で。

意外と目立つのが足元です。流行のミュールやサンダルで、と考えている人もいるかもしれませんが、年配の方からはふさわしくないと思われがちです。つま先やかかとの隠れるデザインのものがふさわしいでしょう。

また、和装では訪問着や紋をつけた色無地ならば既婚者、未婚者に関わらず着ることができます。既婚者の正装は色留袖や黒留袖ですが、これは一般的に親族が着る物です。未婚者ならば振袖が正装です。振袖は時間を問わず着ることが出来ますが、一般的には中振袖か小振袖でしょう。

平服で、と言われた場合には、スーツやワンピース、パンツスーツなど、あらたまった感じの外出着で出席しましょう。最近ではブラックフォーマルの出席者も多く見かけられますが、華やかなイメージになるよう工夫しましょう。

平服の指定があったときの和装は、略礼装のつけさげ、小紋なら袋帯を組み合わせましょう。おめでたい柄の帯や金糸、銀糸を使った組みひもの帯揚げなどでフォーマル感を出すことが出来ます。